船陸合同演習を実施しました
去る8月31日、弊社運航塩運搬専用船「せどろす」乗組員と社長以下経営陣・専用船部・環境安全管理部等関係スタッフ参加のもと、弊社「安全管理マニュアル」及び「安全管理規程」の規定にそって、緊急事態への対応訓練(船陸合同演習)を実施しました。
今回は、「せどろす」が積荷満載状態で青森港に向け日本海を航行中に荒天に遭遇し、青波が甲板上にあがり、ハッチカバー固縛装置を損傷、艙内に海水が浸入し、貨物の海水濡れ損害が発生、加えて、船体動揺により転倒した乗組員が負傷した状況を想定し、緊急連絡・緊急対応演習を行いました。
当演習を通じて、ハッチカバー固縛装置の損傷状況・貨物の損傷状況の確認ならびに負傷者の応急処置について乗組員が「せどろす」船上で実施する演習の流れにそって、船陸間の情報共有、緊急対応の初期動作ならびに対応判断手順の確認について訓練ができ、目論見通りの成果を得ることができました。
今後も定期的に船陸合同演習を行うことにより、安全管理技術・危機管理能力の継続的な改善と向上に努力して参ります。