Newsお知らせ

船陸合同情報伝達訓練を実施しました

去る12月4日、弊社定期傭船一般貨物船「第五さんのう」の船主及び乗組員と経営トップ・安全統括管理者を含めた不定期船部・環境安全管理部等関係スタッフ参加のもと、弊社「安全管理規程」にそって緊急事態発生時の船陸合同の情報伝達訓練を実施しました。

今回の訓練は、本船「第五さんのう」が積荷満載状態で能登半島を東航中、急激な天候の変化による荒天に遭遇し、飯田湾へ避航途中に甲板上に青波があがり、ハッチカバー固縛装置を損傷、艙内に海水が浸入、貨物の海水濡れ損害が発生した状況を想定したものです。

本訓練を通じて、貨物の潮濡れ状況ならびにハッチカバー固縛装置の損傷状況の確認について、本船乗組員が船上で実施する模擬操練の流れにそって、本船・船主・弊社の3者間の情報伝達、緊急時の初動ならびに事故対応の判断を行う訓練が行えたものと考えております。

今回の訓練結果を基に、安全管理技術・危機管理能力、本船船主・弊社の陸上からの本船支援に関する協力体制を更に向上させるべく引き続き努力して参ります。