船陸合同演習を実施しました
去る11月4日、弊社運航塩運搬専用船「せどろす」乗組員と社長以下経営陣・専用船一部・環境安全管理部等関係スタッフ参加のもと、弊社「安全管理マニュアル」及び「安全管理規程」の規定にそって、緊急事態への対応訓練(船陸合同演習)を実施しました。
今回は、「せどろす」が日本海の境港沖合を呉港向け空船航行中、原因不明のブラックアウト(発電機が緊急停止し、船内への電力供給ができなくなる状況)が発生、「せどろす」が漂流し始めたという状況を想定し、乗組員による原因調査・発電機復旧作業(模擬)ならびに外部関係者への緊急連絡につき実情に即した内容で演習を行いました。
また、原因調査・発電機復旧作業中に配電盤の電気火災および人身事故が相次いで発生、これに伴う初期消火および負傷者の救急対応等二次災害も想定し、演習を進めました。
当演習を通じて、「せどろす」乗組員の緊急対応ならびに外部コミュニケーション訓練が実施出来たほか、船陸間の情報共有、緊急対応の初期動作および緊急事態の対応判断手順も確認できました。また、二次災害の発生による更なる緊急状況にも対処することができ、目論見通りの成果を得られました。
今後も定期的に船陸合同演習を行うことにより、「せどろす」乗組員ならびに弊社スタッフの安全管理技術・危機管理能力の継続的な改善と向上に努力して参ります。
環境安全管理部